共に歩む

先日、一通のメールが届きました。

それは以前お作りした方の奥様からで旦那様が突然の病に倒れ、他界したとのことでした。
那覇にお店があったころ、ご夫婦でご来店いただきスーツのことよりも違う話で盛り上がった記憶がありました。(いつもの事です、、、)
それと、旦那さんがとても気に入って愛用していただいたビスポークスーツを受け継ぎたいとの事で何とか私が着用できるようなリメイクを施すことができないか?という内容でもありました。

私の答えは『もちろんできます!』
でした。


以前も若い子が突然、洋服の直しはできますか?と入ってきたことがありました。
よくよく話を聞くと、友人が不慮の事故で突然亡くなり、友人の母親から形見として洋服(オーバーサイズの上下のセットアップ)をいただいたので私が着用できるようリメイクを施したいと、、、
本来は当店で仕立てた服でなければ受けておりませんでしたが、若者の熱量に圧倒され、お受けいたしました。

資本主義が行き過ぎ、使い捨ての時代です。全ての人がこういうシチュエーションにはならないかもしれませんが、あなただけの思いで、捨てられない・捨てたくないストーリーのある洋服を自らのクローゼットに最大公約数枚持って生きるという選択肢もいいかもしれませんね。

今後もそのような服を作っていきたいと思っております。


VAGABOND 熱帯テーラー

&BARBER 梟のため息

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