手紙

『熱帯に住む僕から都会の君へ』


ぼくもかつて都市部にいた
 
でもこっちに来た
 
そろそろ世界はちがうんじゃないかと思っていた
 
 
 
もっと勝手に生きてみる
 
しばられた魂が自由な魂をしばろうとする
 
それはちがうんじゃないかと思う
 
自由なほうがいい
 
、(てん)も
。(まる)もいらない世界
 
いつ始まってもいつ終わってもいい世界
 
 
 
しばられているものが増えすぎた世界にぼくらは生きている
 
しばられるものと自由なものを自分で選べるはずだ
 
許される範囲最大限勝手にやってみないと
 
自分の境界線も見えてこない
 
 
日本の端っこに遊びに来てよ
 
熱帯の砂浜で夕日をながめて、そして
 
はじめてわかるよ
 
 
自由に生きよう…
 
 
 

いろんなスタイルがあるけど
 
一番切れ味のいいクラシックスタイルがぼくは好き
 
 
でも装いの世界は自由でいいんだよ
 
雑誌やショップのいいなりに洗脳されるのもまた一興
 
自分のスタイルをキメるのもまた一興
 
モテすぎる自分になるのもまた一興
 
 
何に縛られて何に縛られていないかを
 
知っていることが自由の始まりだし
 
装いを深めると誰でも哲学者になれるよ
 
熱帯の砂浜で酒を飲みながら
 
遠い島に想いを馳せてもいいんじゃない?
 
 
 
一度、真夏の沖縄に来てみてよ
 
地元では体験できない多くのことを体験して
 
多くのことを思いあぐねて
 
装いをひとつ作ってみるのも悪くないよ
 
そして
 
そのままアジアを周遊してもいいしね
 
 
 
何かはわからないけど
 
妙に強烈な情熱を持って熱く語る店主と自分の人生を語るのも
 
悪くないといわれてるよ
 
 
 
 
 
東京や大阪、名古屋に福岡、いろんな都市部や田舎にすんでいるみんな
 
ちょっと疲れるときもあると思う
 
そんなときは飛行機に飛び乗って沖縄にきてみない?
 
泡盛呑みながら話そうよ
 
 
 
熱帯一択しかない気候だけど
 
晩御飯終わってそのまま砂浜で寝そべってみたらいいんじゃない?
 
 
どんな気分がするかな?
 
 
 
夏休みにどっか別の宇宙に遊びに行って
 
ホントは新学期が始まってるけど
 
脳みその中にあの風を呼び覚ますことができるんじゃないかな?
 
グッとくるあの熱帯の土地の風を
 
熱い熱帯テーラーのぼくを思い出してもらったらうれしいね
 
 
 
 
 
ひとは尊敬するものに対して
 
礼装するけど
 
ぼくは沖縄の海や空に最大限の尊敬をしている
 
 
共感するひとはぜひ遊びにきてよ
 
 


最後に一言だけ言っとくけど


 
 




熱いよ
 
 
 
 
 

 
                                        君の熱帯の友人

                                  熱帯テーラー   田中志幸